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よさこい(YOSAKOI)が全国で踊られるのは何で?

わたしが住んでいる地域の小学校では運動会で4年生が「よさこい」を踊ります

ずっと不思議でした・・・

よさこい」って、確か高知のお祭りよね?

何で、よさこいを関係ない都道府県の人が踊るの?

皆さんの地域でも、「よさこい祭り」ありますか?

色々調べてみると、意外にも日本人が踊り好きだということが分かってきました(^-^)

 

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出典:神戸よさこいまつり学生実行委員会

 

 よさこいはいつからどこで始まった?

 まず「よさこい」の意味、皆さんご存じですか?

高知県外の人は「よさこい祭り」には馴染みがあるけど、私は「よさこい」の意味も知りませんでした

よさこい

夜さり来い(夜にいらっしゃい)という古語が変化した言葉。または、高知県の民謡であるよさこい節、同県のよさこい祭りの略

 引用:Wikipedia

「夜さり」とは夜分とか今夜とかいう意味だそう

 

よさこい」が囃子となったのは諸説あるようです

山内一豊高知城を築いた時に、作業中の「よいしょこい」という掛け声が変化した

・大奥女中の絵島と歌舞伎役者の生島新五郎の情話の中の「夜にいらっしゃい」が土佐で「よさこい」に変化した

・鹿児島県の民謡の中の囃子「夜さ来い晩に来い」が伝わって変化した

などなど・・・他にも説ありです

 

お祭りとして始まったのは1954 年の 8 月で、戦後の不況を吹き飛ばそうという思いで、高知市の商工会議所が企画して始まったそうです。

以降、毎年8月9日から8月12日までの4日間高知県高知市の駅前の中央公園競演場から始まり、高知市内に設置された 16 か所の演舞場、競演場などを巡って、最終日は高知城で全国大会が開催されます

徳島県阿波踊りに負けないようにと、高知県では鳴子という本来害を及ぼす鳥などを追い払うための農家の道具を手に持って、カチカチと鳴らしながら踊るスタイルが出来たそうです

今ではこの鳴子はよさこい踊りにはなくてはならない楽器になりました

 

 

 

どうやってひろまっていったの?

今や、全国 42 都道府県で200 種類で踊られるほど広がりをみせているこの「よさこい」ですが、変化が現れたのは1972年頃からだとか。

よさこい鳴子おどりの作曲者が、曲の使用を一般にも認めたため、サンバ調やロック調に曲をアレンジして踊るグループが登場し始めました

振り付けや衣装を工夫し、若者達が楽しく踊る「よさこい鳴子おどり」となり、踊り手も増えていったようです

1992 年によさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして札幌で行われた「YOSAKOI ソーラン祭り」から始まり、

1997年佐世保市での「YOSAKOI佐世保まつり」、

1998年仙台市での「みちのくYOSAKOIまつり」、

1999年名古屋市での「にっぽんど真ん中祭り」、

2000年の「東京よさこい」、

2002年の「神戸よさこい」と次々と各地に広まった

全国に広まったことを受けて、1999年には本家の高知県で全国大会が開かれるようになった

 

何で???

それは

〇踊りたい人が沢山いる=お祭りの集客力が高い

〇踊る人達は参加料を払ってお祭りに参加する=主催者側はお祭りを開催する費用の負担が軽く済む

要は、参加する側にも主催する側にとっても、開催し易いお祭りということでしょうか…

 

踊りたい人が沢山いるのは何故?については

何となく参考になる研究発表を見つけましたのでご紹介します

若年層がよさこい祭りに参加する理由

・現代の若者は日常生活で一体感を感じることが少なく、
よさこい祭りに参加しチームに所属することで一体感を
感じる場を形成している。


・自己表現をしたいという気持ちはあるが、自分一人で何
かしようという行動力が欠如しているため、チームに所属
しその中で自己表現をするため。


・近年核家族化や若者の消極性の傾向がみられ、日常生活
において希薄化しているコミュニケーションの場として
参加し、そこから友人の輪を広めるため。


・一度参加してみて達成感や自己主張などの生きがいを見
出し、また参加したいと思う人が多いため。

 

引用:よさこい祭りの発展過程に関する研究(高知工科大学マネジメント学部)

また、発展していく理由としては

よさこい祭り自体のルールが少ないため、各地の特色を盛り込むことができるので、受け入れやすいのではないかとのこと

 

全国で行われているよさこいはここでは紹介しきれない数!

こちらを参照してください

YOSAKOI - Wikipedia

 

 

まとめ

 私の子供も、一度よさこい祭り(元祖高知県のではない)に参加しましたが、他のチームも、自分達のチームも、普段着たことのないよう衣装を来るだけで、テンションあげあげで、おおはしゃぎでした!

大学生のチームも多くて、妙なチームワークで若者が盛り上がっている光景が何だか不思議でした…

「皆で、ひとつになってなにかをやりとげる!」というのが日本人は好きなのかもしれませんね

 

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