京都大文字送り火の情報まとめ ~お盆を簡単な英語で~京都編
日本独特の夏の伝統行事といえば、お盆
「お盆休み」という呼び名の方がしっくりくる感じですが・・・
『お盆』の意味や行事が何なのか、次世代の若い方々にも引き継いでいきたいものですね
わたしが子供の頃は、お盆の初日には、祖父母が玄関先で迎え火とお香を焚いて、ご先祖の霊をお迎えしていたのを覚えています。
今年2016年のお盆期間は、多くの地域では、8月13日が迎え盆(お盆入り)、8月16日が送り盆(盆明け)となります。
この13日~16日の期間がお盆休みとなるわけですね。
そもそもお盆は何?
お盆は、ご先祖や亡くなった方の霊をあの世からこの世に戻ってくるのをお迎えし、供養する期間とされています。
各地方の伝統的な農耕行事や習慣などの影響を受けて、地域によって色んな形が出来上がったようです。
各地方で開催されるお盆行事の代表的なものが、京都や奈良で行われる大文字五山
京都の山々に浮かび上がる文字は幻想的ですよ
精霊送りの行事
8月16日午後8時から、京都盆地の周囲の山に、炎で描かれた「大」「妙法」の文字や鳥居形、船が次々に浮かび上がる。お盆に迎えた精霊をふたたび冥府に返す精霊送りの意味を持つ、あくまで宗教行事である。市内の川沿いや御所など開けたところから遠望するこ係者は静かに手を合わせ先祖に思いを馳せて欲しい、
引用:京都新聞社
沢山の外国人も訪れる京都の大文字送り火!主要な情報をまとめました
「一度は見ておく価値あり~」と言われるこの五山の送り火、
初めて京都を訪れる人や地理感が無い人にとっては、ややこしいスポットを言われても辿りつけません
そもそも、送りは8時から始まって、約1時間ほどで鎮火してしまうので、うろうろしていたら見逃してします!
送り火が焚かれている山が見える場所からであれば見えるんです!
混雑覚悟で、王道を行きましょう!
下の地図と詳細には、どこで何時から何が見えるか一目瞭然
しかもみどころスポットに行くための
何番のバスに乗れば良いかも書いてあります
京都で行動するには、このバスナンバーがずご~く大事!
但し、毎年10万人を超える人出が予想されていますので、早め早めの行動を心がけてくださいね
鴨川沿いなどは、4時ごろには腰かける場所さえなくなる年もあります
出典:京都新聞社
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/view/files/pdf/map.pdf
流石は地元紙、詳しいことも沢山載ってます!
お盆について、超簡単な英語で説明してみましょうよ!
さてさて、いよいよ、お盆を超簡単な英語で説明してみましょう
もしかすると、大文字焼きを見ているあなたの隣に海外からの観光客の方が居るかもしれません…
まず「お盆」:超簡単にいきま~す(^-^)
「お盆はご先祖の霊を天国から迎える儀式です」
Obon is a ceremony to welcome the spirits of the ancestors from the heaven.
(オボン イズ ア セレモニー トウ ウェルカム ザ スピリット オブ ディ アンシェスターズ フロム ザ ヘヴン)
お盆休み:
「お盆は家族にとっての大切な休暇シーズンなので、たいていの人は長いお休みを取ることができます」
Obon is an important family holiday season and most people can take a long holiday.
(オボン イズ アンインポータント ファミリー ホリデー スイーズン アンド モースト ピープル キャン テイク ア ロング ホリデー)
迎え火:
「戻ってくる霊を迎えるためのガイド役の火です。迎え火と呼ばれます」
It's Welcome fire to guide returning spilits. It's called Mukaebi.
(イッツ ウェルカム ファイヤー トウ ガイド レターンニング スピリッツ. イッツ コールドウ ムカエビ)
送り火:
「天国に霊を送るためのお別れの火です。送り火と呼ばれます」
It's Farewell fire to send off the spirits to the heaven. It's called Okuribi.
(イッツ フェアウェル ファイヤー トウ センド オフ ザ スピリッツ トウ ザ ヘブン. イッツ コールド オクリビ)
A famous Okuribi is Gozan-okuribi held in Kyoto.
(ア フェイマス オクリビ イズ ゴザンオクリビ ヘルド イン キョウト)
*本来、お盆はお供えものを乗せるあのお盆(トレイ)の意味だそうですね
<ミニ知識>
キャンプなどで行う焚き木のことを英語で「Bonfire (ボン ファイヤー)」って言うんです
このBonはお盆とは関係ないそうですが、面白いですね
詳しく五山の送り火を英語で説明をしたい方や中高生にはこちら
いかがですか?
お盆は浴衣を着て、京都に出かけてみませんか?
外国人観光客さんを見つけたら、近くに寄ってみると…
沢山の生きた英語を聞く機会にもなりますよ~
関連記事: